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・銀河機攻隊マジェスティックプリンス #22 オペレーション・へブンズゲート

夜中だと言うのに、3回も見直して、しかも朝起きてまた見たよ!! 寝不足危険。
いやー、ここでルティエルさんとの戦いにチャンドラが出てきてどうこうじゃない辺りがリアルだよなぁ。そりゃもちろん、チャンドラだけが生き残ったのってタマキに塩辛を渡すとか、色々な役割があって、と言うのも判るし、だからもちろん全く物語的ではない、とは一切言わないし言えないけど、だからこそと言うか。だって、チャンドラはそりゃ長期遠征の疲れは多分にあったにしても今まで手足のように使ってきたライノスに乗ってて、データとパトリックを生かそうと必死で、だけどその状態でも全く歯が立たなかった相手なわけですよ。量産型アッシュが出来たとしても、それに乗って出撃撃退なんて普通に考えたらあり得ないよね。怪我もしてるし。そりゃここでチャンドラが出てきて、は感動するだろうなとは思うけど、そりゃルティエルさんがラスボスで、ルティエルさんさえ倒しちゃえば地球の勝ちだった場合だけ成立する話だもん。アサギが言ったように、彼らの目的はマーカーを打ち込んで、その上でゲートを破壊する事なんだから(そして少しでも多く生き残る)、少し
だけ足止めの役に立ったとしても、その後やられちゃったら意味ないもの…。まだ戦力はもちろん必要だろうけど、今、前線に出ていいのはザンネン6だけなんですよね。中華のあの変な機体(!!素敵!! 頭からビーム!!)とかと一緒に中距離で援護くらいしか出来ないですよね。そうじゃなかったら特別扱いすぎるもんね。ランディもパトリックもチャンドラが生き残って幸せになって欲しいに決まってるもん。
なんて事を考えたりもしてるけど、タマキがパトリックさんを落としたやつ! って追いかけて、塩辛パワーって言った所で泣いちゃった。


つかつか、ちょっとなんか真面目に語ってる感じで恥ずかしいのだが、それはそれとして、アサギが超おにいちゃんで、凄かった。逆になんかエースすぎて後ろからやられちゃうんじゃないかと心配になるくらいに凄かったよ、心配してゴメン。
なにより。イズルが出撃しない、って本当に決まった時のイズルを見るあの目ですよ!!!!!! あああああ。どうしよう。
あんな優しい目のアサギ、アンナちゃん相手でも見たことないよ。うわあ、確かにずっとおにいちゃんポジションだったけど、自分が自分がだった子だから。自覚してお兄ちゃんになるとこんなに変わるんだね。イズルの天然すごいわ(あの、一瞬で自分とアサギを兄弟だって受け入れた事がかなり大きいと思うので)。
はぁ、ホントに今回のアサギはものすごくカッコよかったです。
タマキがやられた? と勘違いした時も、だから飛び出すんじゃなくて冷静だったし、格闘戦みたいな動きはブルー1独特だよなぁ、カッコいい。
もちろん、他の子たちも、凄く良かった。
タマキはもちろん(つか、ローズ3のあのロープは活躍しすぎですね!)、ケイはタマキは絶対下がらない、って信じてたし(諌めて辞めさせるんじゃなく、大丈夫だって)、スルガはゴディニオン使うって反則だよーカッコいいよーつかゴディニオン半分に分かれるのね。なんだその構造。
アンジュも、今回はちょっと汚いくらいの言葉で、人の言うこと聞いててちゃんと連係出来てるじゃないですか!! アンジュがやっとザンネン5+1じゃなくてザンネン6だな、と思えました。色々思うところがあったんだろうなぁ、4クールあったらもっとアンジュが掘り下げられたんだろうなぁ、とちょっと思ったりして、そこは残念かな。


で、イズルなんですが。
何あの子!!!
イズルさんの役割を、ってお茶もってんの可愛いいいい、エプロンまでしてないですか、そして何そのリード。犬!?
ジュリアーノさんたちにお茶渡すときのリードの短さたるや、そんなに厳しくしないといけないんですか!? という、あれは確実にイズルの可愛さを引き立てるためですねとしか。
あの人ほんとうにれっどふぁいぶにのってたひととおんなじひとなのかしら…??
ほんとうにジアート様のらまたなのかしら…?


ラスト3話で、今まさに総力戦が繰り広げられている中、主人公でありエースパイロットである人が艦橋でお茶くみとか、何なんだろうこのアニメ(笑)。むしろ最後まで出ない方が(変な)伝説を作りそうだけど、流石にそれはないですよね? ジアート様が納得しませんよね?
あああ、イズル可愛い…やばい、なんだろうこの気持ち。みんなの弟…??
私、イズルみたいなタイプ好きになったことないのになぁ。


そういえば、相葉さんがイズルに決まった後、監督か誰かのインタビューで、相葉君はイズルそのままだと思ったので決定しました的な事を言ってたり、キャスト対談か何かでキャストの人たちがばっちはイズルまんまだよねーと言ってたりしてた記憶があるんだけど、私の記憶の中の相葉さんにはあんまり「弟」要素がなくてね。なんか、いつも元気でキラキラしているので(はなまるとかではそうでもないんだけど、舞台で見ると相葉さんほんとなんかおかしいくらいキラキラしてるんですよね…絵文字のキラキラを4つくらいつけたくなるくらいにはね…)、そんなイメージかなぁ? と思ってたりしたんだけど。
その昔、相葉さんがまだシンケンジャーになる前だから2008年?の桜の季節に東野圭吾の手紙って舞台に出たんですよ。主役の直貴で。その時、演出の菱田さんの日記を読んでたんだけど(今、菱田さんは日記的なブログをやめちゃってて、昔の日記も残ってないので私の記憶の中だけにある文章です。菱田さんの日記、毎日見てたんだけどなぁ、次の年に相葉君が特撮ヒーローに決まった日記とかも書いてくださってたんだよなぁ)。
その日記に、


稽古を始めてすぐ、主人公がご飯を食べるシーンがあった。どうぞ、と言われた相葉は両手を合わせていただきます、と言った。
手を合わせたりなんて動作は必要ないから削るかと考えて、でも、それは相葉の中にあるものだから、大事にしようと思ってそのままにした。
結果、それが相葉を直貴にした瞬間だった。


といったような事が書いてありました。もう5年も前に読んだ日記なので文章は全然違います(消えてるから確認も出来ないし)。だけど、それを読んだときに、よく判らないけど、菱田さんに相葉さんが認めてもらえたんだな、と思ってとても嬉しかった記憶があって、だから今でも忘れずに覚えています。
今回のイズルのお茶くみを見て、この菱田さんの言葉を思い出したんですよ。
確かに、私みたいな舞台やテレビでちょっと見てるだけの人間には相葉さんはキラキラしてるんですよ、喋り方もハキハキしてるし、パッと見、全然イズルじゃない(これは私が見抜けてないだけかもしれないけど、でも本当に舞台で見る相葉さんは圧倒的にキラキラしてるんですよ)。
だけど、相葉さんの中にある、ご飯を食べる時に手を合わせる事だったり、ほっといたら変な事全力ですることこだったり、少しばかりの天然や、一生懸命さなんかが全部、相葉さんをイズルにして、イズルが今のイズルに(脚本の上だけじゃなく)なってるんだな、と。
脚本だと同じイズルでも、きっと他の方がイズルを演じてたら、その人がイズルまんまだね、と言われるようなイズルになってたんだろうな、と。
戦いの部分、ジアート様のラマタなのは別にしても、日常のイズルは。
そう思うと、相葉さんのイズルでよかったなぁ、と凄く思いました、ってなんかこんなこと書いたらおしまいみたいだけど、だって、来週もまたずっと戦闘だろうし、もうこんな気持ちでイズルの事書けないかもしれないし、だから書いておこうと思って。
だって、本当にイズルが可愛かったんだ。
アサギだって頑張っちゃうよね…!!